abrAsus(アブラサス)の薄い財布購入から一週間経ったのでレビューとか感想とか

今まではCRESTIA(クレスティア)の薄型財布という財布を使っていたのですが、これを買った数日後に「abrAsus(アブラサス)の薄い財布」を見つけ、「これを買えばもっと財布の厚みを断捨離して身軽になれるなあ。でもそんなに安くないなあ。」と悩んでいたんですが結局買ってしまいました。

結論から言うともっと早く買えばよかったし、不満点ゼロで最高なのでミニマルと身軽を愛する人々はみんなこの財布を買うべきだと思うので、買って一週間経った今の時点でのレビューを書いていきます。

abrAsus(アブラサス)の薄い財布買った

というわけで買いました。外箱かっこいい。

注文してから2日で届きました。

お値段は1万5000円前後で決して安いとは言えませんが使う人によってはそのぐらいの価値はある財布です。

財布本体です。正方形のビジュアルがかっこいい。

正方形ってポケットへの収まりどうなのかなーと思ってましたが、そもそも財布自体がめちゃめちゃ薄いので取り出しの際のスムーズさは特に気になりませんでした。

ちなみに僕が買ったのは「チョコ」という色です。Amazonでは全16色のカラーバリエーションがあります。

主張の激しすぎないロゴの入り方。かっこいい。

箱には一緒に説明書も入ってます。

説明書です。

  • お札は15枚まで収納可能
  • カードは5枚まで収納可能
  • 小銭は15枚(999円分)まで収納可能

という超最小限設計。ミニマリスト的には嬉しい。

何といっても極めつけはその薄さで、一般的な財布(彼女のやつ)と比べるとこんな感じです。

最初の頃は薄すぎてポケットに入れてることも忘れて「落とした!」とかやってました。完全にバカ。

その薄さの秘密は財布自体の革の枚数。

説明書には「重なる革の枚数を極限まで減らした」と書いてあります。

財布内部の作りです。これが何にも入れてない状態。

説明の通り、札入れやカード入れといった細部に至るまで絶妙に革が重ならないようにデザインされているのでこの薄さを実現できています。

これがカードやお札を収納した状態です。

大きく3つに分けると、

  1. お札入れ
  2. カード入れ
  3. 小銭入れ

の3セクションに分かれているので順番に説明していきます。



お札入れ

左上と右側のベロみたいな札抑えでお札をホールドしています。

お札を出すときはお札を真ん中に向かって引っ張るような動き(レジとかでお札を数える時のような動き)で取り出します。慣れるまではちょっと難しいかもしれません。

ちなみに前にあるものから取り出すので、1000円札が手前、1万円札が奥で配置すると圧倒的に楽です。

あと先日15枚以上のお札を入れてみたところ、曲がったお札が戻ろうとする力で勝手に財布が開いてしまったので、用法用量を守って正しく使いましょう。

カード入れ

中央部分のカード入れには最大5枚カードが入りますが、僕は今のところ3枚だけ入れてます。

  • 定期券(Suica)
  • クレジットカード兼キャッシュカード
  • 身分証明書(健康保険証)

この3つです。実際のところこの3つだけあれば生きていくには十分。

あと前使ってた財布の時もやってたんですが、「財布に名刺を入れておくといざというとき便利」というメリットがあるので引き続き2枚だけカード入れに一緒に入れてます。

一番上のカードは右側の場所からすっとスライドさせて取れますが、2枚目以降のカードは写真のように後ろから押して取ってあげる必要があります。

よって一番上に入れるカードは最も使用頻度の高いものにしたほうがいいです。

僕は写真を撮った当時はクレカを一番上にしていましたが、今は普段の支払いや電車に乗る頻度を考えSuicaを一番上にしています。

あとこれは欠点なのですが、カードを2枚しか入れない状態だと逆にスカスカすぎてカードが滑落します。

カードは最低3枚、最高5枚と覚えておきましょう。図書カードとかの薄いカードなら頑張って7枚ぐらい入るかもしれません。

小銭入れ

小銭入れはこんな感じ。コインを綺麗に整列させて収納します。

先ほども言った通り最大15枚、合計999円分しか入りません。

同封されてた説明書によると、「きちんとお釣りを考えてお金を払えば理論上財布の中に999円より多くの小銭が発生することはない」と書いてあって、「本当かよ」と思っていたんですが数日間試してみたら本当でした。お釣りの額をちゃんと考えて払えば小銭が999円を超えることはまずありません。

これを身に着けるのには割と思考力とテクニックが必要で、

  • 600いくらの買い物をするときに1000円ちょっとで出すと300円返ってきてしまうので「1100円ちょっとで出す」 例:616円の買い物に1121円出して505円もらう

みたいな感じのテクニックを身に着ける必要があります。慣れるとすぐできるようになります。

この小銭入れ、慣れるとめちゃめちゃ快適なんですが慣れるまでが割としんどくて、

  • お会計の時にもらった小銭をサッとしまうのがむずい(というか適当に入れればいいのに、几帳面だから金額順に並べて入れようとしてしまって時間がかかる)
  • 真上から見たときに100円玉と50円玉の判別が付きづらい
  • 今までこんな形の小銭入れを扱ったことがないので、そもそもどう開けていいかわからない

といった症状に襲われました。

こればっかりは慣れが必要で、小銭をしまうのはそのうち素早くできるようになります。あと100円と50円の区別もなぜかつくようになります。

そしてこの小銭入れの最大のメリットは「持っている小銭が一覧できること」。

今財布にどの小銭が何枚入っているかがすぐわかるので、お会計の際に小銭入れをかき回して探す手間がなくなります。

普通の財布だと「今いくらあるかわかんねえからとりあえずお札出しちゃえ」みたいなノリでどんどん小銭が貯まっていっちゃうんですよね…。

その他隠し機能

「薄い財布」には実は隠しポケットがあります。

それがこのお札入れのベロの裏のこの部分。

説明書によると「鍵を入れて持ち運べるからここに鍵を入れておけば財布と携帯だけで外出できるよ!」とのことですが、個人的には鍵を入れるというのは少々厚み的に無理があるように感じました

もっと薄いものを入れておくのには問題ないと思うので、今年引いたおみくじとか、いざという時の一万円札とかをしまっておくのには丁度良いんじゃないかと思います。

僕はこのポケットは使ってませんが、こういったデザインに遊び心がある点も良いですね。

使ってみた感想とか

シルエットが変わらない

財布を変えて嬉しかったのが、財布をポケットに入れたときのシルエットの変化が完全になくなったこと。

元々薄型の財布を使っていたのでそんなに劇的な変化ではないですが、普段からタイトなズボンを履くことが多いので、「財布の厚みでシルエットが膨らんでしまう」という恥ずかしい事態にならなくていいのは非常に助かります。

支払いが圧倒的に楽

慣れるまでの最初の期間は少々てこずるかもしれませんが、慣れればこの上なく快適な財布です。

  • お札入れは最も前にあるお札が何なのかがはっきり見える状態
  • 小銭入れは何のコインが何枚あるかがはっきり見える状態
  • カード入れはもっとも使用頻度の高いカードが非常に取り出しやすい位置にある

この3点は前に使っていた財布と比べても格段に使いやすさが向上した点で、めちゃくちゃ気に入っています。

財布が非常に軽いので身軽になれる

一般的な長財布の重さは120グラム程度。abrAsusの薄い財布は50グラム程度です。違いは歴然。

重たい財布を持ち歩く必要がなくなります。

僕は普段ランニングをしたりもするので、ランナーにはもってこいです。

お金の無駄使いをしなくなる

これは不思議なもので、財布が軽くなると何故か無駄使いが減ります

必要なものだけを買って生活するスマートなミニマリストや旅人にはまさにうってつけの財布です。

スリなどの防犯対策になる

長財布と違って財布がポケットから出ない&そもそも財布だと思われないこともあるのでスリなどの被害にあう確率を下げることができそうです。

日本は治安が良いのでそんなに気にならないと思いますが、海外だとスリ被害は日常茶飯事。

ちなみにabrAsusからは外国貨幣を入れる用の「旅行財布」というお財布も出ています。こちらもミニマルで海外によく行く人には良さそうです。



まとめ

というわけでabrAsus(アブラサス)の「薄い財布」についてレビューしました。何度も言いますが最高です

「最低限」と「身軽」を愛する全人類におススメしたい財布で、特にお札・小銭の取り出しやすさと言ったら他の財布の比ではありません。

今までの生活に確実に革命をもたらしてくれるアイテムなので、身軽になりたい方は是非試してみてはいかがでしょうか。

abrAsusの薄い財布種類一覧

「薄い財布」は非常にバリエーションが豊富にあるのでいくつかご紹介しておきます。

もし気になるものがあれば下のリンクからどうぞ。

シンプルな「ブラック」

僕が買った「チョコ」

通常とは左右対称に作られた「左利き用」(ブラック)

キュートなカラーの「ピンク」

キュートだけど落ち着いた色の「プラム」

上品なカラーの「ブラウン」

シックな「ダークグレー」

「ダンボー」コラボVer

その他の種類はabrAsus製造元の「スーパークラシック」公式サイトで一覧できます。

お値段はAmazonで買うのと変わりませんが公式サイトで買うとポイントがつくので、ほかにもabrAsusブランドの商品を買う人なんかは公式サイトで見てみてもいいかもしれませんね。



スポンサーリンク
スポンサーリンク