- 家にお客さんが来ることが多い
- 泊まりに来ることも多々ある
- 何なら深夜とかにもくる
- 簡単にキーシェア出来たらいいのになあ
ということでいろいろ探していたところ「スマートロック」なるものがこの世に存在することを発見したため、早速我が家に導入することにしました。
スマートロック「Qrio Lock(キュリオロック)」を買った
ということで早速買いました。
外箱です。
調べたところ5000円くらい安い一世代前のものも売っていましたが、旧世代のものはいろいろと改善点が多いらしく新型のものを購入することにしました。
裏面です。
- 位置情報を利用して、帰ってきただけで鍵を出さずに鍵が開く「ハンズフリー解錠」
- ドアが閉まると自動で鍵を閉めてくれ、鍵の閉め忘れを防ぐ「オートロック」
- ゲストに一時的に使えるカギを貸与できる「キーシェア」
という僕が求めていた機能が全て揃っていました。
内容物です。
本体と各アタッチメント。そして説明書が同封されています。
Qrioを設置しよう
ということで同封のスタートガイドを読みながら設定していきます。
まず、こちらのSMLの三種類のアタッチメントを鍵のサムターンに当て、もっとも隙間がないものを選んでいきます。
こんな感じでサムターンに仮当てして試していきます。
我が家はSサイズがぴったりでした。
本体です。
裏側の下部分に先ほど選定したアタッチメントを付けます。
次に同封されている電池を入れます。
本体上部を開けると電池を入れる部分が出てきます。
この部分の「SIDE-A」に同封されている2本の電池を入れます。
ちなみにこの裏側には「SIDE-B」というもう2本電池が入れられる場所があり、万が一SIDE-A側の電池が電池切れになった場合でも、自動でSIDE-B側の予備電源に切り替わるようになっています。
本体の電池切れで家から閉め出されるといったことがないようにしっかり計算されてるんですね。
ちなみに電池は「CR123A」というあまり見かけないタイプのものなので、Amazonもしくは電気店とかで買うといいでしょう。
Qrioを鍵のあたりにもっていき、再度仮当てをして何度かテスト開閉をします。
この時本体に無理な力がかかっていると接着が外れてドアから落下する原因になるので、しっかり位置を見定めましょう。
位置が確定したら鉛筆などすぐに消えるもので軽くドアに目印を打っておくと良いです。
ちなみにサムターンを回すためのつまみ部分はかなり柔軟に動きます。
我が家のドアはサムターン回しでのピッキングを防ぐために取り外せないサムターンカバーがついており、ちゃんとQrioが設置できるか不安だったんですが、この部分の柔軟性により難なく設置することができました。
設置には同梱の強力粘着テープを使います。
本体上部にこのように張ります。
テープは失敗したとき用や外れてしまったとき用に2枚セットで入っています。
また、鍵との高さを調節するために本体上部に設置するアタッチメントも入っているので、適宜それを設置してからテープを張ると良いでしょう。
あとは、先ほど決めた位置に設置するだけ。この時しっかりと接着面を2分以上垂直に圧力をかけながら押さえることで、接着面の空気を抜き、より強く圧着することができます。
オートロックのためのドアセンサーを設置しよう
Qrioにはこちらの小さな部品が同封されていますが、こちらはオートロックに使用するためのセンサーとなっています。
こちらも同じく裏側にテープを貼ります。
そしてQrioのサムターン部分と平行になる位置のドア枠上に設置します。
これで本体側の設定は完了です。あとはアプリの設定をしていきましょう。
QrioLockのアプリを設定しよう
続いてアプリの設定をしていきます。
まずはApp Storeから「Qrio Lock(キュリオロック)」のアプリをダウンロードします。
ちなみに検索すると旧世代の「Qrio Smart Lock」用のアプリもありますが、これらは全く別物なので、ダウンロードするアプリの種類には気を付けましょう。
実際にアプリを開くとこのような画面になります。
中央には現在の鍵の状態(閉まっている・開いている)が表示されており、これをタップすることで簡単に鍵の開け閉めができます。
実際に使ってみよう
それでは実際に「Qrio Lock(キュリオロック)」を使用して家の鍵を開けてみましょう。
実際に使用した様子を動画にとってTwitterに上げたのでまずはそちらをご覧ください。
我が家の鍵が未来になりました。 pic.twitter.com/vSHWtjvUb8
— 篠崎せろり (@sinozakiserori) 2019年4月7日
スマホの画面をタップするだけで鍵が開くというこの近未来感がたまらなく良いですよね。
AppleWatchでも開け閉めできるぞ
僕は普段AppleWatchをつけているんですが、QrioLockはもちろんAppleWatch上での操作も可能です。
AppleWatchでの開け閉めもできます最高 pic.twitter.com/rb1lg7JKdC
— 篠崎せろり (@sinozakiserori) 2019年4月7日
こちらがその様子。
AppleWatchをつけていればスマホを取り出すことなく解錠が可能です。これぞスマート。
オートロック機能
またキュリオはオートロック機能を設定することができます。
ドアが閉まると自動でロックしてくれるため、
- 外出時に鍵を閉める動作が不要
- 鍵の閉め忘れや「鍵閉めたっけ?」という不安の解消
にもつながってめちゃめちゃに良い機能です。
以下に実際の動作も参考として貼っておきます。
オートロックすごい pic.twitter.com/guMGa2tb0T
— 篠崎せろり (@sinozakiserori) 2019年4月9日
キーシェア機能
Qrioアプリでは別の人に鍵のシェアをすることが可能です。
- 家族や同居人には無制限で使える「ファミリーキー」
- お客さんには利用時間の制限ができる一時的な鍵「ゲストキー」
をそれぞれシェア出来ます。
これがめっちゃよくて、家に来た友達とかに本物の鍵を貸すと紛失のリスクがあったりと困りものですが、アプリで完結するため鍵を失くされるといったリスクがありません。
またこのように「ファミリーキー」を持つ人からは「誰が何時に鍵を開け閉めしたのか」という履歴が一目瞭然です。
これにより自宅に不正な出入りなどがあった際もすぐに察知できるようになっています。
Qrio Lockの役立ちそうなシチュエーション
ということで、以下に今までスマートロックを使ってきてぼんやりと思い浮かんだ、スマートロックの役立つシチュエーションを記しておきます。
鍵の閉め忘れや「鍵閉めたっけ」の不安を頻繁に感じる人
鍵の閉め忘れや、実際には閉めていたとしても「閉めたっけ?」という不安はそう簡単に拭い去れないもの。
Qrioを導入すると履歴から閉めたかどうかがわかるので簡単にその不安を解決できます。
またオートロックの設定をしておけばそもそもその不安はありません。
オートロックがない家での女性の一人暮らし
女性の一人暮らしは防犯面の観点からオートロック付きのマンションを選ぶ、など何かと高くつきがち。
Qrioはどんな物件でもオートロックにすることができるので、防犯面の強化も期待できます。
本体機器は約2万とそこそこしますが、「オートロック付きの物件だとマンション管理費が月2000円かかる」といった場合、10か月で元が取れる計算になります。
ベビーシッター・ホームヘルパーなど、家族以外の人が家に入ってくる場合
ご家庭によってはベビーシッターさんやホームヘルパーさんなど、「家族以外の方が家に入ってくる」というシチュエーションがあるかと思います。
Qrioのキーシェア機能を使えば簡単かつ、紛失のリスクもないため安全に鍵の受け渡しができます。
その他にも、自分の留守中に誰かが家に来るというシチュエーションがある方にはお勧めできます。
Airbnb等の民泊をしている人
Airbnb等で部屋を貸し出すホストをしている人などからするとメリットしかない商品だと思います。
- 対面して鍵を受け渡す必要がない
- 鍵を紛失される心配もない
- 勝手に合い鍵作られる心配もない
ということで民泊やってる方にはお勧めです。
オフィスや店舗などでの利用
オフィスや店舗などの複数人がひっきりなしに立ち入る場所での利用も期待できます。
オフィスの場合は社員が増えるごとに合い鍵作ってると手間もありますし鍵の作成費用もかさみます。Qrioなら1回設置すればすべての社員に合い鍵を渡すことができます。
また、会員制のバーなどの店舗での利用も期待できると思います。
物理的な鍵を持ち歩きたくないミニマリスト
僕は全く同じ服を3着買ってそれを着まわしているくらいのミニマリストなんですが、物理的な鍵を持ち歩くのって紛失のリスクもあって嫌いだったんですよね。
Qrioを導入してから物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなったのでめちゃめちゃ助かってます。
ただし、万一Qrioの故障やスマホの充電切れが発生すると詰むので、遠出の時には使っているabrAsus(アブラサス)の薄い財布の隠しポケットに鍵を忍ばせています。
仕事帰りに買い物をしたりして両手がふさがりがちな人
Qrioには「ハンズフリー解錠」という機能があり、ファミリーキーを持っている人がドアに近づくと、鍵を出さずとも自動的に解錠することができます。
これが地味にすごくて、たくさん買い物をして両手がふさがっているようなシチュエーションでも難なくドアを開けることができます。めっちゃ便利。
よく帰宅時に両手がふさがりがちな人には是非お勧めしたいアイテムです。
Qrioの惜しい点・気を付けるべき点
使っている中で気づいた、Qrioの惜しい点や気をつけたい点について述べていきます。
Amazonのレビュー見てると「Qrioが落下して家を閉め出された」という評価がちょこちょこある
当たり前なんですが、Qrioの接着は強力な粘着テープによるもの。
強力とはいえ所詮はテープなので、
- 設置時に貼り付けるドアの清掃を怠ったり
- 設置時の圧着を怠ったり
- 設置位置が中心からずれていて解錠するときに無駄な力がかかっていたり
といった状態では落下のリスクがあります。
解決策としては、
- 設置時に上記3点を意識してしっかりとつける
- 物理的な鍵もバッグの奥底などに入れて持ち歩く
といったことが考えられます。
我が家は彼女と二人暮らしをしているので、いざという時は家にどちらかがいれば助けてもらえますが、一人暮らしだとマジで詰むのでしっかり対策しましょう。
スマートスピーカーとの連携はおススメしない
我が家にはAmazonのスマートスピーカー「Echo dot」が設置されており、アレクサとの連携で今まで電球やエアコンを動かせるようにしてきました。
もちろんスマートロックもアレクサとの連携は可能で、来客時にはアレクサに「鍵開けて」と言うだけで解錠できてとても便利なのですが、裏を返せば、窓を開けているときなどに外から大声で「アレクサ鍵開けて」と言えば見知らぬ人でも侵入できるということでもあります。
という観点から僕はアレクサとスマートロックの連携はしていません。
住んでいる家の広さや条件にもよるとは思いますが、基本的には連携しないほうが良いんじゃないかと思います。
まとめ
ということで自宅にスマートロックを導入して、玄関を近未来空間に変えました。
前述したとおりですが、オートロックの物件に引っ越すくらいならQrio導入のほうが圧倒的に安上がり。
実際僕はこれを導入してより一層自宅の居心地がよくなりました。皆さんも是非導入して自宅の玄関を未来にしてみてはいかがでしょうか。
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