こんにちは、カクテル研究家の篠崎せろり(@sinozakiserori)です。
カクテルの技法の1つに「インフュージョン」というものがあります。これはどういうものかというと、
- ウォッカ、ジン、ブランデーなどのお酒に別の食材を浸け込んで味や香りを浸透させる技法
- 浸け込まれる食材は、生姜、コーヒー豆、ハーブ、唐辛子、きゅうり、レモン、マンゴーなど様々
といった感じで、簡単にいうとお酒に何か別のものを浸け込み、香りや味を染み込ませていくという技法です。
さて、ここに新しく買ったウォッカが2つあります。早速作ってみましょう。
インフュージョンウォッカを作ろう
ということで、早速刻んだ生姜をウォッカにin。
入れたてほやほやの状態はこんな感じです。
続いてコーヒー豆も20粒くらいin。
コーヒー豆は軽くて浮いてきちゃうので、浸けるときはボトルを横向きにして保管しておくと良いと思います。
ということでこのまま置いておいて、お酒に味や香りが移るのを待ちましょう。
1日後
ということで1日置いてみた結果がこんな感じ。
コーヒーの方はだいぶ色がしみてきましたね。
もう少し味が染みてくるのを待ちましょう。
3日後
ということで3日ほど置いてみた結果がこちらです。
こっちが生姜を浸け込んだジンジャーインフュージョンウォッカ。
色合いはあんまり変わりませんね。
こっちがコーヒーインフュージョンウォッカ。こちらはまるでブランデーのように色が変わってますね。
つけ込んだ材料の取り出し方とか
茶こしとか漏斗みたいなものがあると不純物を取り除けるので便利です。
僕の場合はこのようにミキシンググラスに茶こしをかぶせてウォッカを注ぎ、
茶こしに引っかかった生姜を取り除いて、
ストレーナーをかぶせて、
ボトルに注ぎなおす、という工程でやりました。
我が家にインフュージョンウォッカが増えました
ということで、我が家のウォッカが4種類に増えました。
右から、
- コーヒーインフュージョンウォッカ
- ジンジャーインフュージョンウォッカ
- 後日作った唐辛子インフュージョンウォッカ
- 普通のウォッカ
です。もはや開業も視野に入れるレベルですね。
ちなみにスミノフのボトルに入っている唐辛子インフュージョンウォッカは、あまりに唐辛子の成分が出すぎて誰も飲めない代物になってしまったため、我が家ではもっぱら罰ゲームや気つけに使われています。インフュージョンやるときは毎日味見をしたほうが良いですね。
ということでインフュージョンという技法の紹介でした。皆さんも是非やってみてくださいね。