どうも、篠崎せろり(@sinozakiserori)です。
僕は普段から雨の日でもめったに傘を持ちません。
今日は久々にこれは傘持たないとダメだなという天気だったので8か月ぶりくらいに自前の折りたたみ傘を持って仕事に行きましたが、基本的には傘は持ち歩きません。
8ヶ月ぶりくらいに傘を持って外出している。
傘、邪魔すぎるから雨降ってても滅多に持たない。— 篠崎せろり (@sinozakiserori) April 25, 2018
というわけでこのようなことをTwitterでつぶやいてみたんですが、結構な方から「傘持たないってどういうことやねん」「どうやって生活してんの?家から出てないの?」という反響をいただいたので僕なりの考え方を書いてみようと思います。
傘を持つことはメリットに対してデメリットが大きい
まず僕が最も気にしているのはこれ。
傘って持ち歩くことのメリットに対してデメリットが多くてコスパが悪いので嫌いなんですよ。
とはいえ皆さんは「いやいや雨の日に傘持ち歩くのはメリットしかないやろ何言ってんだ」とお思いでしょう。
というわけで何故僕が傘を持ち歩くのがコスパが悪いと言っているのか一つ一つ解説していきます。
1.雨に濡れた傘は持ち歩くのが面倒くさい
雨に濡れた傘って非常に持ち歩くのがしんどいんですよね。
特に電車やバスの中では、濡れた傘が自分に触れないのはもちろんのこと、他の人に触れないように気を使わなければいけません。
手に持っている傘のことを常に気にしながら行動しなくちゃいけないっていうのが僕からすると非常に思考のノイズになってストレスなんですよね…。
2.常に片手がふさがるのが嫌だ
傘を持っていると常にどちらか片方の手は常に傘を持って行動することになります。
僕は電車やバスに乗っている間はFeedlyに入れてる好きなブロガーさんのブログなどを読んで情報収集をしたりしたいので、左手に傘、右手につり革を持っているとスマホが持てなくて詰んじゃうんですよね。
かといってつり革を持つことを放棄するとそれはそれで危険です。だったらちょっとの移動くらいは傘を持たなくていいや、という考えになっちゃうんですよね。
「じゃあカバンに入れとけばいいじゃないか」という意見もあるかと思いますが、僕は普段非常に小さなカバン一つで生活しているので、傘を入れることを想定していません。
というか一度使って濡れちゃったらカバンに入れられないので結局持ち歩くことになっちゃうんですよね…。
3.傘くらいどこでも買えるのでそもそも「保有」している必要がない
便利な今のご時世、街のどこでも傘くらいは売っています。
- コンビニ
- スーパーマーケット
- ドラッグストア
- カフェ
こういった場所でビニール傘くらいは簡単に仕入れることができますし、最近だと主要な駅などでは、引き取り手のいない忘れ物の傘を「レンタル傘」として貸し出しているところもあります。
そんなわけで僕も元々ビニール傘を2本くらい家に置いていてんですが、今は二つとも処分して家にあるビニール傘は0本になりました。
4.傘を使わなくても濡れずに移動することはできる
傘を使わなくても濡れずに移動することは可能です。
僕の家は目の前にバス停があるので、時間を見計らってバスに乗れば駅までほぼ濡れずに移動することができます。
電車の乗り換えもこのご時世濡れないように屋根などが設置され配慮されている駅が多いので、雨の日の乗り換えはそういった駅を選択して使えば良いですし、新宿や池袋といった大都市では「地下街」が発展しているところもあるので、そういった通路を通れば濡れずに目的地までたどり着くことができます。
食事や買い物は駅直結の地下街やショッピングモールで済ませ、外を歩くときは商店街のアーケードやお店の軒先をつかう。
そういった工夫次第で傘を持たなくても濡れずに移動することが可能です。
5.そもそも雨に濡れるのがそこまで嫌じゃない
というかこれはそもそもの話なんですが、雨に濡れるのってそんなに嫌ですか?
僕は「雨に濡れること」よりも「傘を持ち運ぶ労力」のほうがよっぽど嫌です。
そもそも服は洗濯に耐えうるくらい水に強い繊維でできてるので濡れたところで別に問題ありません。
髪に至っても毎日お風呂で濡れてるんだし、ちょっとしっとりしたくらいでそんなに致命的な問題はないとは思うんですが、「髪や顔が少しでも濡れるのは嫌だ!」という人もたくさんいると思うので、ここは考え方の問題ですかね。
6.傘を差したところで結局ちょっと濡れる
この点が僕が「メリット」が「デメリット」に対して少ないと言っている点。
傘って差したところで結局多少濡れるじゃないですか。
もし傘を差すことによって完璧に水滴をガードできるならまだ一考の余地はあるんですが、結局足元が濡れるなら僕の中では差さずに歩くのと大差ありません。
足元の濡れは防水スプレーを使えばちょっとはマシになるみたいなんですが、防水スプレーって撥水成分に「フッ素樹脂」や「シリコン樹脂」といった人体にとって有害な成分を含んでいるので、換気した屋外で正しく使わないと最悪の場合肺炎や呼吸困難になるといったシャレにならないリスクがあるんですよね。
でもかといって雨の降る日に一度外に出て正しく防水スプレー使ってる人って居ます?めったに居ませんよね…?
7.人が多いところだと傘を差している人同士の渋滞が発生する
当たり前なんですが、傘って差してると幅を取るんですよね。
人の多い場所では、傘を差してる人同士のすれ違いでの譲り合いで渋滞が起きている箇所が結構あったりします。
そういったとき、傘を持っていないと間をするりと抜けて迅速にスマートに移動できて便利です。
実際僕は小雨の降る日に浅草の仲見世に遊びに行ったとき、傘同士がぶつかってぎゅうぎゅうになっている人たちを尻目にスマートにすり抜けて移動することができて優越感すら感じました。
こういった移動時間の数分の短縮が積み重なると大きな時間になってくるんですよね~。
逆に傘を持っていることのメリット
- 頭と上半身が比較的濡れない
以上です。たったこれだけのメリットですよ?どうです?傘捨てたくなってきませんか?
傘を持っていても結局足は濡れます。
あと人によっては大きい荷物を持ってたりすると「荷物が濡れない」という利点があるという人もいるかもしれませんが、僕はそもそも体に密着して持てるくらいの小さなカバンしか持ってませんし、撥水加工もされているので傘は不要です。というか荷物って傘差してても結局濡れません?
よく聞かれることとか
- Q:外を歩いてて突然土砂降りになったら傘持ってなくてどうするの?
A:どうしても歩かなきゃいけなかったら近くのコンビニでビニール傘を買うor時間に余裕があったら雨が止むまで近くの建物に滞在することを考えます。無理に移動をする必要がない。
- Q:天気予報とか見る?
A:見ません。アプリとか電車内のディスプレイで自動的に表示される情報を見ることはあっても、能動的に見に行くことはないです。
- Q:傘持ち歩かなくて移動は不便じゃないの?
A:片手塞がった上に面積まで取りながら移動するほうがよっぽど不便だと思う。
そんな僕が使ってる折り畳み傘
とはいえ僕も、朝家から出るときに「これはダメだな」っていうレベルの雨が降ってたりすれば流石に傘を持って家を出ます。
持っているのはこちらの小さな折り畳み傘一つだけ。
ボタン一つで開閉するので折り畳み傘特有の「畳む手間」が省略された超ミニマルな設計です。
…とはいえ買ってから1年で2回しか使ってませんけどね!
まとめ
というわけで先ほど挙げた7つの観点から、少なくとも僕にとっては「傘を持ち歩くこと」より「傘を持ち歩かないこと」のほうがメリットが大きいので傘は普段から持ち歩いていません。
特に、「雨が降っているかどうかに関わらずカバンの中に折り畳み傘を入れておく人」って結構いるじゃないですか。あれは僕からすると真逆というか、理解できないんですよね…。毎日持ち歩く労力のほうが大変なんじゃないだろうか。
「傘を持ち歩かない」というライフハック、あまり理解されないかもしれませんが非常に快適ですよ!
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僕の普段の持ち物です。最低限の持ち物で生活しましょう。