前々から欲しかったAirPods Pro、ついに買いました。
僕は今まで「いや外で使うイヤフォンなんて失くしたらやばいし高価なものじゃなくていいでしょ」という精神でずっと安いイヤフォンを使ってきました。
最近になって家のスマートホーム化を進めたり、iPhoneにAppleWatchを連携させてApplePayで生活したりとしているうちに
「これもっとiPhoneとの親和性が高い機器を取り入れるべきなのでは」
という思考に至り、気づけば手がAmazonのページを開いてAirPodsをポチっていました。30000円。
手が滑ってコンビニで2万円のアマギフを買ってきてしまい、そのままさらに手が滑ってAirPodsProを購入してしまった… pic.twitter.com/Q1XYA233ld
— 篠崎せろり (@sinozakiserori) August 3, 2020
AirPods Proを買ったぞ
注文から1日で届きました。さすがはAmazon、いつもお世話になってます。
値段は3万円とちょっと。
Appleの公式ページも見てみましたが値段は大して変わらないのでどちらで買うかは完全に好みだと思います。
よくこういうAirPodsに似せたパッケージの数千円の中華製イヤフォンがAmazonとかで売っていますが、本物のAirPods Proのパッケージはそれとは比べ物にならない分厚さを持っています。
手に持つとこんな感じ。
開封。迎え撃つ説明書。
どけると本体が現れました。
AirPodsに比べてAirPodsProはやや横長なケース。ポケットに入れていても邪魔にならない感じです。
本体を取り出してみました。サイズ感はこんな感じ。
OPEN。開けるとこんな感じで左右のイヤフォンが入ってます。
で、ちょっとびっくりしたんですがAirPodsはApple製品との連動が非常にスムーズで、開けた瞬間からiPhoneとの連携が始まりました。
設定画面からBluetoothの連携とかしなくていいのめっちゃ楽。
操作方法です。
イヤフォンの長い部分が感圧スイッチになっており、
- 1回押すと再生・停止・電話への応答
- 2回押すと順送りに曲順をスキップ
- 3回押すと逆送りに曲順をスキップ
- 長押しでノイズキャンセリングモード/外部音取り込みモードの切替
ができます。必要最低限の動作だけが厳選されていて良い。
ちなみに充電端子はもちろんライトニング。
ケースにはUSB Type-C/Lightningのケーブルが入ってます。
ちなみにケースはQiのようなワイヤレス充電にも対応しているため、ケーブルなしで充電することも可能です。
充電中はライトがオレンジ色に光ります。かわいいですね。
AirPods Proを買って良かったところ
買った初日から使ってみて良かったところと悪かったところを書きます。一言で言うならノイズキャンセリング機能が神で、これだけでも買う価値が十分にあります。
ノイズキャンセリング機能がすごい
このAirPodsProの目玉は何と言ってもこれに尽きます。
イヤフォン本体についているマイクが外部の音を取り込み、リアルタイムで逆の位相の音を流すことによって極限まで外部のノイズを軽減してくれます。
家の中でつけると外の電車や車の音とか、家の中の扇風機や洗濯機の音とかの生活音が立ち所に消えてしんとします。外した時に「うわこの家こんなうるさかったんか」って驚くレベル。
一番恩恵を得られるのが電車の中や駅のホームで、これ付けてるだけですごく静かになって外部の音に対するストレスがかなり軽減されます。
またブログ書いてる時とかに耳栓がわりにつけてノイズキャンセリングモードをオンにすると強制的に外部の音を遮断して集中モードになれます。一生つけてたい。パソコンの前で集中するような仕事の人とかいいかもしれません。
ちなみに人がこっちに喋りかけてきたりとかしても音楽が流れてなければ乾いた音で微かに聞こえます。音楽かけてたりするとマジで聞こえないので気をつけましょう。
外部音取り込みモード
とはいえノイズキャンセリングをしていると危ない状況もあるのでそんな時は感圧スイッチを長押しして外部音取り込みモードに切り替えましょう。
外部の音をマイクが拾って、いい感じに流れている音楽とミックスしてくれます。
徒歩での移動中とか、接近する車や自転車の音を聞かなくちゃいけないタイミングで非常に便利。
音質も低音がいい感じ
肝心のイヤフォンとしての音質ですが、低音がはっきり聞こえていい感じです。バスドラムのリバーブまでくっきり聞こえます。
とはいえ3万という値段を考えると感動するほど良い音質か?というと正直微妙です。
1万円くらいでもこのくらいの音質のイヤフォンは正直探せばあるような気がしますが、この製品はノイズキャンセリングなどの他の機能ありきでこの値段なんだなーという感じです。
紛失しても「探す」のアプリで見つけられる
AppleWatchなどのApple製品と同じように、AirPodsも「探す」のアプリから場所を特定することが可能です。
家の中などで紛失した時にはイヤフォンから音を出して探すこともできます。
とはいえイヤフォンから出る音なのであまり大きな音ではありません。
静かな家の中ならいいですが雑踏の中に置き忘れたりすると音を頼りに見つけるのはかなり厳しいんじゃないかなーと思います。
またあくまで探せるのは本体だけです。
AirPods関連で一番多い紛失は、本体を耳に装着してる状態でケースだけ紛失することだそうで、実際メルカリとかにもケースのみの出品があったりします。
ケース失くすと充電出来なくなって事実上の詰みなので、気になる人はAirPodsProのケース用のラバーケースという物が売られているのでそちらでカラビナ装着などして管理すると良いかと思います。
あとは以前紹介した紛失防止タグMAMORIO(マモリオ)とかをくっつけるのもありですね。
耐水性
AirPods ProはIPX4等級の耐水機能があるそうです。
IPX4というのは簡単にいうと「通常の生活で受ける雨程度の濡れなら大丈夫だよ」みたいな感じです。濡らさないに越したことはないですね。
イヤーチップの大きさがあってるかテストできる
AirPodsの公式の機能に、「イヤーチップの大きさが耳に合っているか」をテストできるというものがあります。
BlueToothのAirPodsProの欄の右側の「i」みたいなマークを押します。
するとこんな感じの画面が現れてテストができます。
ちなみに僕は元からついていたMサイズのイヤーチップで正常に密閉されていました。
調整用のSとLのイヤーチップも同梱されています。
耳の形は個人を特定できるほどに人によって違うそうなので、自分にあったイヤーチップを選びましょう。
AirPods Proのイマイチな点
充電の持ちが微妙
1点だけあげるとするなら充電のもち。
公式情報では4〜5時間持つとのことですが長時間の作業や移動などでは途中で切れちゃうこともあります。
ケースを一緒に持ち歩いてれば24時間使えるので、基本的に遠出の際はケースも一緒に持ち歩いていれば問題ないかと思います。
まとめ
ということでAirPods Proのファーストインプレッションとレビューでした。
今まで安いイヤフォンばかり使っていて、高いイヤフォンを使うことに抵抗がありましたが今のところは3万払ってでも買って良かったという満足感が強いです。
特にカフェで長時間作業する人や長距離移動をよくする人などにはオススメです。ノイズのない無音空間での作業はいかがでしょうか。