鉄道博物館に遊びに行った後、前から気になっていた「おふろcafe utatane(うたたね)」にやってきました。
最寄り駅である「鉄道博物館(大成)駅」からは徒歩9分の位置にあり、「鉄道博物館」からも歩いてすぐのところにあります。
入館。
普通の銭湯と同じく下足箱に靴を収納します。
入ってすぐ見える店内の雰囲気はこんな感じ。
秘密基地みたいでワクワクしますね。
ちょうど七夕が近かったのでこんな感じの七夕飾りもありました。
おふろcafe utatane(うたたね)でゆったり過ごしてきた
店内に入り受付を済ませると、館内着とタオル・バスタオルが渡され、同時にこのようなバーコードが付けられます。
店内での料金は入館料も含めすべて後払い制。
食事代などはこのバーコードを使ってやり取りするので、財布を持ち歩く必要がなく安心です。またおふろcafeの中では基本的にこの館内着で過ごします。
カフェスペース
入ってすぐ右手はカフェスペースになっています。こちらがメニュー。
おなかが空いていたので、おふろの前にご飯を食べることにしました。
というわけでアイスティーとグレープフルーツジュース。
暑い日なので冷たい飲み物が染みわたりました。
この日のランチは「サーモンアボカドン」にしました。
その名の通りサーモンとアボカドの丼で、甘い醤油にわさびを溶かして上からかけていただきます。めちゃくちゃ美味しかった。
彼女はロコモコを頼んでいましたがこれが結構なボリュームでした。満腹になりたい方は是非。
ごちそうさまでした!
おふろスペース
というわけでたくさん食べた後はおふろで汗を流してきます。
男湯は1階、女湯は2階にあります。エレベーターなどはないので注意してください。
(引用:おふろcafe utatane ホームページ)
当然ですがお風呂場は脱衣所含め撮影は厳禁なので、写真は公式サイトから引用させていただきます。
- ジェットバス
- サウナバス
- 寝ころび湯
- うたたね湯
など様々なお風呂を楽しむことができます。
(引用:おふろcafe utatane ホームページ)
露天風呂は埼玉県神川町(かみかわまち)にある名湯「白寿(はくじゅ)の湯」からの運び湯です。
「白寿の湯」がある神川町は山奥にあり、非常に行きづらい場所にある温泉ですが、ここ「おふろcafe utatane(うたたね)」ではたった駅から9分という立地で関東有数の温泉が楽しめます。
この日はゆっくり1時間ほど温泉に浸かっていたおかげで全身の疲れが吹き飛びました。みんなも疲れたら泉質・効能のある銭湯に行こう。
その他おふろcafeのスポット
ハンモック4基
おふろcafeには先述した「おふろ」と「カフェ」以外にも様々なリラックススポットが用意されています。
まずはこちらのハンモック。1つにつき2人まで入れるこのハンモックはカップルでゆったり寝るには最適。
ただしこの日も大人気過ぎて全然空いてませんでした。
フリーコーヒー
また館内ではこのようにコーヒーが飲み放題です。
ゆったりと過ごしながら無料でコーヒーを飲みまくることが可能という最高空間です。
電源・Wi-Fi完備のワーキングスペース
店内には至る所に電源完備のワーキングスペースがあり、先ほどのコーヒーを飲みながら作業をしている人がたくさんいました。
もちろん、館内にはフリーWi-Fiが飛んでいるため、作業もはかどります。
僕も彼女がお風呂を上がるのを待つ間、ずっとブログを書いていました。
漫画
またこのように館内にはたくさんの漫画が。これらはもちろん読み放題です。
ブランケット
また館内は至る所にブランケットの補給スポットがあります。
おひとり様1枚まで。戻すときは近くに畳み方が書いてあるので、その通りに畳んで戻しましょう。
ロフト
また先ほどのカフェスペースの上につながる階段の先はロフトスペースになっています。
こちらは天井が低いためごろ寝スペースとして利用できます。
日曜日だったこともあり混んでいましたが、何とか僕らもロフトで寝ることができたので20分ほど仮眠を取りました。
先述した通り料金はすべてバーコード管理され、財布を含めたすべての荷物はロッカーに預けられるため、寝ていても盗難の被害にあわなくて済むのが良いところですね。
その他
その他にはこのような宿泊者専用の個室スペースや…
- 仮眠室(有料)
- ボディケア・エステ(有料)
- マッサージチェア
- ごろ寝チェア
- 喫煙室
- アイス・ドリンクの自販機
などの様々な施設があり、ゆったりと1日を過ごすにはもってこいの空間です。
おふろcafe utatane(うたたね)に行って感じた良い点・悪い点
良い点
お風呂の疲労回復効果がすごい
流石は天然温泉を運び湯しているだけあってめちゃめちゃ疲労回復効果が高いです。1日中身体ぽかぽかでした。
カフェスタッフさんの熟練度が高い・ごはんが美味しい
カフェスペースのスタッフさん、何も言わずに席に腰かけただけでも瞬時に気づいてお冷とメニューを持ってきてくれます。すごい。
あとごはんのおいしさも妥協がないです。とってもおいしい。
Wi-Fiが結構早い
フリーWi-Fiあってもこの混雑じゃ大したことないだろ、と思ったけどかなりストレスなく使えました。
料金が安い
フリータイムでの入館料金は大人1,260円。深夜までいると深夜追加料金で+840円かかりますが、それでも2100円で1日中居られることを考えればかなり破格のお値段です。
悪い点
混雑しすぎてハンモックはまず寝れない・いろんなスペースが空いてない
僕らは日曜日に行きましたが、日曜の午後は大混雑でした。
- ハンモック…4基しかないのでまず開かない
- ロフト…空いていないうえに、荷物だけおいて席取りをしているマナーの悪い客も散見される
- ごろ寝チェア…カップル用なのか距離の近いチェアが多々あり、そこにソロで来てる方が寝るともう片方が実質死ぬ
- 結果的にブランケットにくるまってそのへんの椅子や床で寝てる人までいる
といった感じでした。もっともっとスペースを増やしてその分入館料を高くとっても全然人は来るんじゃないかと思います。
やはり行くなら平日がねらい目ですね。
学生カップル率が圧倒的に多い・利用マナーが悪い人もいる
かなり安価で入場できるのもあってか、ロフトやハンモックの利用者のほとんどは学生と思しきカップルでした。結構一人で来たりするとその雰囲気がしんどいかもしれません。
またたまにマナーの悪いお客さんもいて、ラフボの個室利用一歩手前ぐらいのいちゃつき方をしているカップルもいるのでどうしたものかなあと思いました。
アクセスがもうちょっと良くなってほしい
大宮駅から無料のシャトルバスも出ているんですが、先着9名までの超マイクロバスなので実質あってないようなもの。
近くにバス停もないので電車で来る場合は「鉄道博物館(大成)駅」から歩くしかありません。
「温泉」を想像して行くと期待はずれかも
そもそもこの場所は温泉地でもないため、お風呂は温泉地からの運び湯。内装は銭湯そのものです。
あくまで「お風呂に入れるカフェ」なので、「カフェがついてる温泉」という認識で行くとミスマッチかもしれません。
まとめ
というわけで大宮(正確には大成町)にある「おふろcafe utatane(うたたね)」に行ってみた感想をまとめました。
いろいろ書きましたが全体的にはあの安さでこれだけのサービスが受けられて大満足です。皆さんも羽を伸ばしたいときは是非。
おふろcafe utatane(うたたね)
場所:埼玉県さいたま市北区大成町4丁目179−3
営業時間:10:00~翌9:00
TEL:048-856-9899