先日、中学校時代からの友人である野上#くん(@NogamiTonali )を誘い、地元本八幡でディナーを決めることにしました。
今回行ったのは本八幡にある老舗の洋食屋さん、「停車場(ていしゃば)」というお店。
本八幡一番街商店会の中ほど、小道を入った少し奥まったところにお店があります。
本八幡民の方々には「八百屋のみやぎ屋さんとコーヒーの萌季屋さんの間にある」といえば多分通じると思います。
創業は1977年という超老舗の洋食屋さん。
木々に隠れて見えづらいところに入り口が位置していますが、腕木式信号機と赤いこの扉が目印です。
入店。原木感の強い木製のテーブルっていいですよね。
店内の雰囲気はこんな感じ。
いかにも昔ながらのお店という雰囲気、落ち着ける空間です。
店内のすぐ目につくところにこちらの古ぼけた時計がありました。
今でも現役で時を刻み続けているこちらの時計ですが、店員さんに伺ったところ、北海道の小学校が廃校になった時に出た時計をこのお店の開店時に譲り受けたものだそうです。
この時計だけでも推定70年近い歴史はあるだろうとのこと。そんな貴重なものが地元本八幡にあったとは。
メニューです、写真付きでわかりやすい。
とりあえず初来店ということで二人とも看板メニューの「停車場ハンバーグ」にしました。
この後もう一軒行く予定があるので、物量は少なめの180gをセレクト。
注文してすぐにスープが着弾。
非常に優しいお味。血管から飲みたくなるような非常にナチュラルな味わいです。身体との親和性が高い。
10分ほどでメインディッシュが到着しました。こちらが「停車場ハンバーグセット」。
- ハンバーグwithサラダ
- ライス
- スープ
がセットになってたったの1080円から楽しむことができます。
メインのハンバーグ。
ほうれん草のおひたしが添えてあるのがいかにも日本の老舗洋食屋さんという感じでいいですね。
ご覧の通りの肉厚でめちゃめちゃ美味しい。
ソースはデミグラスソースですが、普通にファミレスとかで食べるハンバーグのソースに比べてややあっさりとした味わいの印象。
おそらく隠し味にははちみつを使っているのでしょうか、奥の方に甘みも感じることができます。
そんな訳で、20代前半の男二人で来てしまったがために一瞬で完食してしまいました。
この日は二軒目に飲みに行くこともあったので軽い腹ごなしにはちょうど良かったですが、もうちょっとがっつり食べたい時には1〜2ランクグラム数の多いものを頼むと良いでしょう。
最後に、お会計の際に店員さんに気になっていたことを聞いてみました。
こういう老舗のお店だったりすると、店名は主人の苗字だったり地名に関連するものだったりしがちですが、何故「停車場」という店名なのかずっと気になっていたので聞いたところ、
- 元々ご主人が北海道出身
- 北海道では駅やバス停など、列車や車が止まる場所はみんな「停車場」というらしい
- 停車場のように人が集まる場所になればという思いがこもっている
とのことです。実際、この日も入店直後は満席状態で非常に賑わっていました。
というわけで、本八幡の老舗洋食レストラン「停車場」のご紹介でした。
地元の人々に愛され続けるお店、是非一度行ってみてはいかがでしょうか。
洋食レストラン 停車場(ていしゃば)
場所:千葉県市川市八幡2-7-11
営業時間:ランチ 月~金 11:00~15:00 土・日 11:30~15:00 ディナー 火~土 17:30~22:00 日 17:30~21:00
TEL:047-336-0275