こんにちは、篠崎せろり(@sinozakiserori)です。
僕が主張したいことは記事タイトルの通りなんですが、電車やバスの「運賃」って確実に体重で算出すべきだと思うんですよ。
正確には体重というより、「手荷物を含めた全体的な重量」で計算すべきだと思います。
何故そう思ったのか
僕が何故こんなことを思ったかというと、先日僕が電車に乗って座席に座っていた時の話に遡ります。
僕の隣の席が空席だったんですが、とある駅で僕の隣に超巨漢の男性が座って来たんですよ。
どのぐらい巨漢かというと、一般成人男性の座席占有率を1とするとその巨漢は「1.5」くらい。
当然この時点で僕は「0.5」しか座れてないんですが、あろうことかその巨漢はスマホをいじるために肘を座席に入れ込んできて「1.7」を占有し始めたんですよね。
流石にこれはたまらず僕は立ち上がって席を譲りましたが、これってどう考えても彼は2人分の運賃を払うべきではないでしょうか。
何故体重に関わらず運賃が同じであることが「不公平」だと考えるのか
もしこれが同じような体格で、たまたま僕が立っているだけ、目の前の人が座っているだけだったら「目の前にいるやつは座ってて不公平だ」なんてことは思わないでしょう。
しかし今回の事例は違います。彼の行動によって、座席が一つ死んでしまっているのです。
以前何かのラジオで芸能人の伊集院光さんは「僕は身体が大きいからみんなに迷惑かけないためにも新幹線とかは座席を二つ予約して使いたい」みたいなことを言っていましたが、まさにその通り。
極端な話、一般的な体躯の2倍の巨体を持つ人は2倍の運賃を払うべきなのです。
巨体ばかりが乗ると乗車率の低下→売り上げの低下になる
これは鉄道会社側の視点から見た話なんですが、例えばおとな初乗り運賃が150円だったとして、1つの車両に100人乗れるとしましょう。
仮に全員が一駅で降りたとすると、
- 150円×100人=15,000円
の売上になります。ところが全員の身幅が「1.5」あるとすると、その車両には66人しか乗れない計算になり乗車率が低下します。つまり、
- 150円×66人=9,900円
となります。これは鉄道会社からしても由々しき事態じゃないでしょうか。
もし仮にこの状態で1人当たりの運賃を1.5倍の「225円」とした場合、
- 225円×66人=14,850円
となり、乗車率に関わらず安定した売上を確約することができるのです。
どうです?JRの重役の皆さん見てますか?早急に対応したほうがいいですよ!
重さで運ぶ値段を決めるのは別に差別じゃない
こういう話をすると「デブ差別だ!差別主義者だ!」みたいなことを言う人がいますが別に僕はそういうつもりで言っているわけではありません。
宅配便だって大きさや重量で料金(送料)を決定しています。
よりエネルギーがかかる分、重いものを運ぶのにはコスト(料金)がかかるのは当たり前なのです。
これは体重だけに限った話ではありません。持っている手荷物も同じ。
僕が言っている「重さで料金を設定する」には当然「持っている荷物」の重量もカウントします。運ぶエネルギーがその分かかるので当たり前ですね。
逆の立場で考えてみよう
何度も言っていますが、僕が電車の運賃に対して不満感を持っているのは、より電車内のスペースを取る人が僕と同じ料金で電車に乗っているから。
ならば逆にこう考えましょう。もしも「1.5」ある巨体の人が「1.5倍」の運賃を払っていたとしたら?
その人は堂々と電車に乗ることができます。「俺は体躯に見合った金を払って乗っているんだぞ」と。
もちろん誰も文句なんて言わないでしょう。見合うだけのお金は払っているんですから。
より身軽なほうが得をする世の中になってほしい
先ほども言いましたが、宅配便だって大きさや重量で料金(送料)を決定しています。
引っ越しだってそうです。より多い荷物を動かしたい人は当然より多くお金がかかります。
僕の知るミニマリストの中には「タクシー1つで引っ越した」「トランク1つで引っ越した」という人もいます。
身軽な人のほうが移動にコストがかからないのは当たり前。荷物が多い人は当然コインロッカー代もかかるし損をします。
もっともっと身軽な人が得をする世の中になるべきなのです。
電車の改札口はこうしよう
まず電車の改札口は空港の身体検査ゲートみたいな感じにしましょう。そして、
- 体重
- 体の大きさ
- 手荷物の重さ
- 手荷物の大きさ
を元に算出しましょう。
僕は持ち物も身軽だし身体も小さいので、この方法が導入されたら現在の運賃の半分ぐらいの運賃で済みそう。
「全員の運賃が一律だから平等」なんてちゃんちゃらおかしい。むしろ不公平です。
一人一人の重量に合わせて運賃を割り振ってこそ真の平等と言えるのではないでしょうか。
まとめ
というわけで「運賃重量制」について書かせてもらいました。
JRの皆さん、乗車率に関わらない売上を生み出し、こういった不満の声を生み出さないためにも、一手を打ってみてはいかがですか?
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