先日お仕事の一環でオリジナルカクテルの考案と制作をし、2日間実際にバーテンダーとしてお酒を作るというお仕事をさせていただきました。
普段から家では自分や友達相手にたくさんカクテルを作っている僕ですが、実際にお客さんを目の前にして作るといろいろなことを経験できたので、思ったことをつらつらとブログに書いていきます。
前日:会場設営とメニューの作成
プレオープン前日の1日は会場の設営とメニューの作成に力を入れました。
- 会場にテーブルを配置し
- 椅子をいい感じに配置し
- スタッフ及びお客様の動線を確保できるように微調整し
- メニューをデザインして印刷して
- 実際にメニュー表に入れていき
- 帰り際に店内清掃
という流れで作業してました。
この時の写真も撮っておけばよかったのですが黙々と作業しすぎて一枚も撮ってませんでした。
当日の朝:食材の買い出しとスタッフさんとのリハーサル
当日の朝はカクテルの副材料や簡単なフードの買い出しからスタートし、提供のオペレーションの確認とかもろもろを準備。
17時にオープンした直後はたくさんお客様がいらっしゃったのとオペレーションにミスがあったためにちょっとわたわたしてしまいましたが何とか乗り切りました。
働いてるときに考えてたこととか
そんなわけで以下は実際に働いてドリンク作ってるときに思ったこととかをまとめておきます。
カクテルの同時作成ムズイ
普段家で作ってるときとかは一杯ずつ作ればいいんですが、お店だと当然一杯一杯作るわけにもいかず、同じテーブルのお客様には可能な限り同時に提供しなければいけません。
これを一つ一つ作ってると最初に作ったカクテルの氷がどんどん解けちゃうので、
- 最初にベースになるリキュールだけ入れて
- シェイカーで振るものは可能な限り同時作成して
- 最後にミキサー(割り材)を注いで完成させる
というルーティンで可能な限り同時作成を心がけました。
この辺の技術は今まで行ったバーのバーテンダーさんが同時作成してるときとかの技術を見て盗んだところが多く、こんな感じでバーに通って勉強したのが仕事に生きてて良かったなあと思います。
バーテンダーは「魅せる仕事」ということを意識
で、ご存知の通りバーテンダーは「魅せる仕事」です。
かっこよくシェイカーを振ったりスタイリッシュにカクテルを作ることを意識して作っていました。
これもカクテル好きが高じていろんなバーで勉強したり、Youtubeのバー関連の動画とかで所作を勉強したりしました。
他のこだわりとしてはボトルの置き方。
- 自分自身が使いやすいこと
- お客様から見てて乱雑に見えないこと
を意識して配置しました。
最近では「フレアバーテンディング」という、バーテンダーとしての所作にジャグリングなどの技術を盛り込んでショー的な要素を入れる技術を勉強していて、これもいつか人にちゃんと見せられるようになりたいなあと思ってます。
衛生管理の徹底とか
あとは割と当たり前のことなんですが、
- こまめな手洗い
- カウンターの消毒
- 糖度の高いリキュールは注ぐ度にこまめにボトルの口を拭く
- 提供前のグラスの拭き清め
といったことを徹底しました。このへんは昔カフェで働いてた時の経験が生きてる感じがしますね。
仕込み楽しい
本日は朝から様々な仕込み中。今日もいい1日にします。
— 篠崎せろり (@sinozakiserori) 2018年12月12日
開店前の仕込みや準備って楽しいですね。
仕込みっていう ことば いいですね。店を開ける前のワクワク感とか匂いとかが。
— 林ツイタチ@edamame.ライターとかブログとか (@uzukumaru_net) 2018年12月12日
お店の仕込みをしているときってすごくワクワク感があります。
まとめ
ということで2日間働いてみて思った所感とかをまとめました。
全体的に思ったのは「この仕事めっちゃ楽しいな」ということ。
普段僕が家で好きでやってることが仕事につながるのってめっちゃ良いですね。
ちなみにこちらのイベントは年末の12月26日~29日にも行っています。
そこでも僕がカクテルを作るのでぜひお越しください。よろしくお願いいたします。
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普段自宅で使ってるカクテル用のリキュールやグラスは以下の記事で紹介してます。
今までに行ったバーとかの感想です。