新型コロナウイルスにかかって自宅療養してた話と、療養中にあってよかったものとか

約1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。

結論から言うと新型コロナウイルス感染症にかかっていて、8月中ほとんど自宅療養してました。

この時期では、

  • 僕自身の発症自覚から完治まで
  • コロナにかかるとどういう症状が出るのか
  • 自宅療養中の食事とか過ごし方とか

について端的にまとめていきます。

発症から陽性診断まで

8月12日

  • この日はオフの日で普通に彼女と市川駅前で食事をした後買い物をして自宅に戻る
  • この日の昼ぐらいから彼女が身体のだるさを訴え始める
  • それ自体はよくあることなのでこの時点ではまさかコロナとは1ミリも思ってない
  • 夜になって彼女に37度台の微熱と咳の症状が出始めたので嫌な予感がし、部屋を隔離して生活することを決断

8月13日

  • 昼間に彼女が千葉県発熱コールセンターという電話番号に電話をかけ、PCR検査の行える病院を紹介してもらう
千葉県内で発熱を感知したら
●千葉県発熱相談コールセンター(24時間対応)
TEL:0570-200-139

↑僕たちはここに電話して病院を紹介してもらいました。千葉県内で感染者爆増中の現状でもかなり電話がつながりやすいのでオススメ

現状、熱があるな〜と思っても直接病院にアポなしで行っての検査は受け付けてもらえないみたいです。

まずは発熱センター的なところに相談→その後紹介していただいた医療機関を受診という流れになるので覚えておきましょう。

その後、自宅近くにある大きめの病院を紹介していただき、そこで彼女がPCR検査を受けました。

PCR検査の結果が出るまでってめちゃ早くて、その日の夜にはもう陽性との結果を病院から電話で受けました。

ちなみにこの時点で病院から保健所に連絡が行くので僕らがやることは特になし。

後日この陽性結果を受けて保健所から濃厚接触者に認定されうる人が特定されて、陽性者本人に連絡が行くようですが、現在の濃厚接触者の定義が、

  • 発症から48時間以内に
  • マスクをせずに15分以上
  • 1m以内の場所あるいは同一の空間に居た人

とのことなので結果を待たずして僕が濃厚接触者であることは確定です。本当にありがとうございました。

この時点では僕自身は現状何の症状もないものの、同居中の彼女が陽性確定したことでほぼほぼ自身もアウトであろうことを確信しました。

↑だって前日一緒に食事してたし…

なお、濃厚接触者と判定されると無料でPCR検査を受けることになるんですが、判定が来るまでは3〜4日程度かかるそうです。

8月14日

この日から僕は仕事だったんですが事情を説明し休みを取りました。

僕自身は何の症状もない上に現状まだ濃厚接触者にも認定されていないのでまあ仕事に行こうと思えば行けるんですが、実際僕はこの日の夜から自身にも発症の兆候を感じることになるので休んで正解でした。

ちなみに部屋を遮断して生活してはいますが、そんなに広い家じゃないのでバスルームとトイレは1個しかなく、陽性者と共用せざるを得ない状況でした。

一応彼女が使うたびに消毒してましたが心の中では半ば僕が感染することは諦めてました。

なお我が家は1DKの間取りなんですが、寝室の方にしかエアコンがないので、

  • 部屋を締め切った激アツの環境下で
  • 寝袋一つで硬い床に寝て生活する

といった苦行が始まってしまいました。

最終的に僕も陽性になったので畳めるマットレスを買いましたが、冷房がないせいで床がめっちゃ熱くなってて床暖房みたいになってたのがキツかったです。

ちなみにこの日の夜から僕自身も喉の痛みと咳を自覚します。終わったと思いました。

この時点で同居2人揃って陽性→外出できなくなり食料が尽きて死というコンボが容易に想像できたので、僕はTwitterのフォロワーさんに助けを求めました。

※現在こちらのほしいものリストは削除されています。

リストの中には適当に飲み物食べ物とか冷えピタとかそういうものを入れていたんですが、

「ポカリスエットとかいくらあっても困らないのでいただけると非常に助かります」

この一言が大変なことになるとは思いもよらなかったのです…。

8月15日

この日、朝起きて自分が汗だくであることに気がつき体温を測ると、「38.9度」という近年稀に見る高熱。

この時点でまだ検査は受けてませんが、このタイミングで都合よく普通の風邪を風邪をひくはずが無いので自らの陽性を確信します。

その後、少し体調がよくなったタイミングで先述した発熱コールセンターに電話をかけたのですが、

  • この日8月15日は日曜日のため、市川市内の近いところに検査を受けられる病院がない(松戸と浦安にしかなかった)
  • 松戸と浦安の病院も夕方で診療終わり
  • 僕自身の体調が悪くて遠出はできそうにない

という観点から一旦今日の受診は見送り、明日に回します。

この日もまだ自信がただの風邪であるという一縷の望みにかけて隔離と消毒を繰り返しました。

8月16日

朝、宅配便からのチャイムの音で目が覚めました。

荷物が結構あるとのことだったので、「先日のほしいものリストのものが届いたのかな?」と思い、配達員さんに事情を説明し家の前に置いておいて欲しいと伝えました(流石に直接受け取るわけにいかないので)

で、ドア開けたらポカリスエットが84リットル届いてました。(500ml×24本×5箱+2L×6本×2箱)

ほしいものリストの設定が「誰かが買ったら消える」設定ではなく「残し続ける」設定にしていたため、みんな「とりあえずポカリ送っときゃ安牌やろ!」と全員ポカリをポカリを選択したようです。

あと両親にも状況を説明した結果、ほしいものリスト経由じゃなく直接僕の家にポカリを買って送ってくれたらしい。何でそこまでかぶる????

ということで1日1L飲んでも2ヶ月半はポカリ生活ができる家になりました。

送ってくれた皆さん本当にありがとうございます。

8月16日

月曜日になったので改めて発熱外来に相談し病院へ。

彼女が陽性判定を受けたのと同じ病院を受診したので、事情を説明したところ非常にスムーズに応対できました。多分病院内の患者データベース的なところで照合が取れたんだと思う。

ちなみにPCR検査は基本的にインフル検査でやるような鼻の奥をグリグリ綿棒で擦る検査なので死ぬほど痛いです。脳みそ突き抜けてるのかと思いました。

なお、濃厚接触者判定が出る前に自分で受けに行ったので検査費用は自己負担でした。

値段は2300円くらい。

とはいえ保険が効いてるんでまあまあ安いですね。

ちなみに薬2種類出してもらってこの値段です。もらったのは、

  • カロナール(解熱鎮痛剤)
  • デキストロメトルファン臭化水素酸塩(咳止めっぽい)

の2種類です。

陽性疑いのある人は病院窓口や薬局にも行けないので、検査から薬の受け渡し、会計まで全て病院内の隔離スペースで完了しました。

基本的に持っていくのは保険証と診察券(あれば)だけで良いっぽくて、お薬手帳は一応持っていってはいたけど僕の場合必要なかったです。

なお、帰ってきたら自宅に物資が増えており、ポカリ以外の食べ物と大量の冷えピタが補充されました。

で、この日の夜に病院から電話が来て、新型コロナウイルス陽性と正式に診断が下りました。

まあそりゃそうだよなという気持ちと同時に、仕事めっちゃ休まんとあかんから迷惑かけるなーとかそんな心配をしていました。

あと、熱は38度ありましたが食欲はめっちゃありました。

この日ウーバーイーツでCoCo壱注文してたっぽいです。

8月17日

この日も熱は高いままでしたが、もらった解熱剤が非常に優秀で、飲んで数分で熱が下がって動けるようになるんで非常に助かりました。

Twitterとかでサーチしてると「病院からもらった解熱剤全然効かない」みたいなこと言ってる人もいるんで、僕は運が良かったか体質がマッチしてたんだと思います。

ちなみに自覚症状としてはこの日が一番つらくて、

  • 咳が止まらない
  • 高熱が出る
  • 喉の奥が裂けたんじゃないかなってくらい痛い(この痛みのせいで食事も水分も取れない)
  • 腰の骨が砕けたくらい腰が痛くて動くのがしんどい

という感じの症状でした。

中でも喉の痛みが本当に深刻で、喉の奥に切り傷ができているかのような痛みを感じるんですよね。

そのため食事を喉に通すのも辛く、もらったポカリも非常に沁みるので全然飲めませんでした。

そしてこのタイミングで追加で24Lポカリが届いたので我が家はポカリ倉庫になりました。ありがとうございました。

8月18日

この日はうどんを注文してみましたが、

  • 嗅覚が完全に壊れていて食べ物が無臭
  • 味覚が本来の10分の1くらいになってて、梅干しが酸っぱくない
  • お茶の味が変わったように感じる(おそらく嗅覚がないせいで味覚が変わったと感じている、具体的には甘かったはずのお茶が苦く感じた)
  • 依然として喉が痛すぎて食事が辛い

という感じでした。

あと、前日のうちにマンションの隣の部屋に住んでる友人に頼み込んで喉を通りやすそうな食べ物のコンビニ買い物代行をしてもらったのですが、結果は以下の通りです。

  • クーリッシュ…一番飲みやすくて多少の甘みも感じる、カロリーも高いから食事がわりになるし熱にも効果的
  • ヨーグルト…完全に無味、意外と喉に引っかかって痛い
  • 野菜ジュース…野菜のつぶつぶ成分が喉を通るたびに地獄。拷問ドリンクかと思った。

皆さんも喉が裂けそうな時はクーリッシュを買ってきてもらうようにしましょう。

友達が隣の部屋に引っ越してきたのでメリットとかデメリットとかまとめ

8月19日

喉の痛みで必要最低限の食事と水分しか摂っていなかったため、ゴリゴリに痩せてました。

もともと53kgあった体重は47kgになってました。

このくらいの時期から熱はなんとなく治り始め、喉と腰の痛みと格闘する日々へ。

流石に食わないと死にそうだったので色々考えて寿司を頼みました。

これがかなり正解で、酢飯が喉の通りがめちゃくちゃ良くてびっくりしました。

なお味覚が壊れているので味噌汁に関してはただのお湯でした。塩気も感じません。

この日のニュースが「千葉真一さんがコロナで死亡」「20代の基礎疾患のない男性が自宅療養中に急変して死亡」みたいなニュースばっかりだったので、

  • 定期的に彼女の様子を見に行き寝ている間に息が止まっていないかなどの生存確認
  • 頻繁にTwitter更新したりLINEで家族に連絡とったりして生存報告

を心がけるようにしました。

8月20日

  • 喉の痛みがピーク
  • 唾を飲み込むのすら激痛なので、唾が溜まってきたら洗面台に吐く生活をしてました
  • 唾や水を飲まなくていいので寝ている時が一番楽
  • よって基本ずっと寝てました

↑流石に寝袋生活で腰がやばすぎるのでこういうタイプのマットレスを買いました。実際これ買ってめちゃめちゃ楽になったんであってよかった。

8月21日

  • コーヒーも酒も1週間くらい飲んでなくてめっちゃ飲みたくなってくる
  • 腰の痛みが湿布貼ってればなんとかなるレベルに回復
  • 相変わらず必要最低限の食事と水分補給を繰り返し、空腹の限界が来たら寿司を注文するという生活のループ

8月22日

  • 急激に体調が良くなってきて、熱も咳も止まる
  • 腰の痛みも消える
  • 喉の痛みだけやばいのでのどぬーるスプレーを噴射しまくって対処
  • 寝るかゲームするかのループで生活

8月23日

  • ほぼ全ての症状が改善
  • 自覚できる症状は嗅覚異常と軽微な喉の痛みのみ
  • この日をもって保健所から外出の許可が出る(就業制限も解除)
  • それが勤務先まで伝わるには最長で2ヶ月くらいかかるらしくあまりに遅すぎん?という気持ちになる
  • 12日に飲食をしていた市川駅前の飲食店においては、感染対策が行き届いているため店内での新たな感染の可能性は低いらしい
  • 僕自身は外出許可が出たものの彼女はまだ咳の症状が出ているため外出NG
  • 近場のコンビニなど軽微な外出だけ済ませて基本的に家にいる生活を継続することに

8月24日〜現在

  • 25日に彼女も外出許可が出る
  • 基本的にはゲームするか寝てるかの日々だった
  • 桃鉄を買って100年モードを始めてしまい沼にハマる。昼夜逆転生活が始まりちょっと焦る。
  • 久しぶりにほろ酔い買って飲んでみたけど普通にうまい
  • コーヒーうめえ
  • 生きててよかった
  • 一応あと1週間くらいは必要最低限の外出だけにするつもり

という感じの経過でした。

実際僕は自宅療養している中でもかなり症状が軽い方だったんだと思います。(それでもしんどかったですが)

基礎疾患の無い20代男性でタバコも吸ってませんが、マジで息苦しい時は息苦しかったし、喉の痛みで食事も取れずにかなり痩せてしまいました。

コロナ生活中にあってよかった食べ物やアイテム5選

ここからは僕が実際に自宅療養生活中にあってよかったなと思ったアイテムを5つ紹介します。

第5位:レジ袋

部屋を分けて生活しているので、ゴミが出た際にそれを密閉して捨てるためのレジ袋が家にあって非常に助かりました。

実際コロナになった当初は家に袋がなく、外出する術がないので新たにレジ袋を手に入れることができずに困っていました。

送ってくれた方本当にありがとうございます。あといざという時ゴム手袋の代わりにもなるので便利です。

第4位:ペーパータオル

手を洗ったあとのタオルの使い回しを避けるために。

アルコールかけて身の回りのもの拭くときにも使えます。

彼女の発症が確認されたその日に近くのスーパーで死ぬほど買ってきました。

第3位:お茶

これは僕自身のライフスタイルの問題なのですが、僕は普段はあまり水を飲まず、食事の時に一緒に水を流し混むような生活をしているので、食べ物との飲み合わせがいい飲み物は非常に助かりました。

途中喉の痛みでポカリが沁みた時期も、お茶はスッと喉を通ったので非常によかったです。

ちなみにほしいものリストにはお茶も入れておいたはずなのに、何故かポカリが100L届き、お茶は1本も届かなかったので、皆さんの凄まじい団結力を感じました。

第2位:のどぬーるスプレー

喉が痛すぎて一日50回くらい喉に噴射してました。

多分これなかったら僕今頃喋れてないと思います。

1日に1回喉に噴射するのとか感染対策的な意味でも良さそうですけどどうなんでしょうね。イソジンとかでうがいしたほうが効果的でしょうか。

第1位:フリーズドライ食品

圧倒的一位。

送ってくれた方本当にありがとうございます。毎日食べてました。

こんな感じで上からお湯かけるだけですぐふやけて食べられるようになるのでめちゃめちゃ重宝してました。

  • 喉の通りが良くてめっちゃ食いやすい
  • ジャストサイズだから食べ残す心配もない
  • 1箱にいろんな味が入ってて飽きが来ない
  • 食事後にゴミが全然出ないので助かる
  • 薄味だけど正直味覚はぶっ壊れてるから問題ない

という感じで非常に助けられました。みんなも食欲無くなったらこれ買ってください。

まとめ

ということでここ数日間のコロナ自宅療養をまとめてみました。

時系列を整理すると、

  • 12日に彼女が発症
  • 13日に彼女が陽性判定
  • 14日に僕が発症
  • 16日に陽性判定
  • 熱と喉の痛みと腰の痛みで死にかける
  • ポカリが100L届く
  • 発症から10日ほどで2人とも治癒

という感じです。

僕がTwitterでコロナ陽性を発表した時から心配してくれた皆様、物資を送り届けてくれた方。

あと療養期間中にAmongUsとかボードゲームアリーナとかで遊んでくれた皆さんありがとうございました。入院したことある方ならわかると思いますが、療養期間中の1番の敵は「暇」です。

コロナという下手すれば死ぬかもしれない病気を乗り越えてこうしてブログを更新できたことを非常に嬉しく思っています。

次の記事からはまた元気にお酒飲んでると思いますのでまた次回の更新もよろしくお願いいたします。ありがとうございました!皆様もお気をつけて。

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